昨日書いた記事の続きなのでまだお読みでない方はこれを読んでから続きを読んで下さい。
ebay輸出を始めた頃右も左もわからず、家の不要品や無在庫なんかを組み合わせて出品するところから始まると思いますが、私が当初不思議だったことといえばsold listingsに出てくる落札価格の幅です。
同じ商品なのに落札価格の幅がヤフオクとは比べ物にならないくらい違うのがebayの特徴だと思います。
中でも不思議だったのがほとんど条件が同じなのになぜか20〜30ドルも高く出品しているセラーのものが落札されているという事例。
でもかれこれこの4月で私もebay輸出1年と2ヶ月経ちその理由がはっきりとわかってきました。そしてその答えとなる言葉がズバリ昨日ご紹介したフランス人バイヤーからもらったメールの中にあったのです。
⬇こちら
Hard labour and excellent communication as you know are the key to be successful in this business. You've not only made a friend, but from now, you also gain an exclusive customer for everything ◯◯◯(このバイヤーの購入商品) related. I'd rather spend 10 bucks more for one of your items than going to order to someone else i don't know and who probably doesn't care about what he's doing.
特に後半のこの一文です。
I'd rather spend 10 bucks more for one of your items than going to order to someone else i don't know and who probably doesn't care about what he's doing.
何者かわからないセラーやちっとandの後の文が、これだけだとわかりにくいかと思いますが、このバイヤーとのメールのやり取りの中で推測するに、要はものを売ることしか興味のないプロ意識のないセラーのことを指していると思います。そういった人達の出品商品の価格が君の出品商品の価格よりも10ドル以上安くても自分は君から買うよと言ってくれています。
そしてebay上でもストアを持つとこの顧客独占を可能にする機能が目立つところにあります。そうです、store内検索ですね。
⬇
さらにnewsletterまで登録してもらうとebayがメールマーケティングを勝手にやってくれます。
特に今回のフランス人のように自分の職業に対して相当高いプロ意識を持つバイヤーさんほど、いったんその取引を通してその仕事ぶりを評価してもらえればとっても濃い〜〜〜リピーターとなってくれることが見て取れます。
ebay輸出のような国際間取引となれば数十ドルの価格差などご贔屓のセラーの持つクレジットの前では無に等しいのだと思います。
またこのバイヤーさんの手元に私が送ったアイテムが届けばその後どうなるでしょう。
私はそれについて何の対価を払わなくても、このバイヤーさんが勝手にその商品を見た身内、友だち等に私というセラーの存在を口コミしてくれるでしょう。
口コミ伝染病の発生源となってくれるわけです。(神田昌典の名著)
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ということで結論。セラーとしての信用資産が積み上がるような売り方を心がけるかな。
ということで＼(￣O￣)